感謝と信頼の百年

記念コラム

「何が正しいか」が判断基準

第 8 話
  • 何が正しいかの判断により理想を追究し、
  • 誠意、実行、礼儀で人財を育て、
  • 会社、従業員、取引先の永遠の繁栄をめざし、
  • 相互の信頼を深め、お客様と社会に奉仕する。

  • これは野口グループの経営理念です。
  • 制定した昭和61(1986)年は、奇しくもバブル景気が始まろうとしていた時期。やがて日本中が不動産ブーム、財テクブームに湧き上がりました。
  • 経営理念に照らし、投機話に一切耳を傾けず本業に徹したことで、バブル崩壊による後遺症を全く受けずにすみました。

  • 「コンプライアンス」や「企業の社会的責任」(CSR)と今日言われていますが、その以前から野口は「何が正しいのか」を経営の判断に据えてきました。

  • 建築現場においても、それは変わりません。法を遵守する事は勿論のこと、安全性、経済性、デザイン性、耐久性、利便性、往々にして相反した事象が発生したときも、その都度「何が正しいのか」にもとづいて判断し仕事をすることが、現場の風土として脈々と受け継がれ、社員はもちろん、協力業者さんにも浸透しています。迷ったときには、「何がお客様のためになるのか」を真剣に考え、判断する。

  • 「愚直なまでに真面目で丁寧」とは、お客様の言葉で、これほどありがたい賛辞はありません。
  • 「正しいこと」をする事こそが、お客様のため、社会のためになると信じております。